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在学生のみなさまへ

OBOGメッセージ

2022年3月卒 農学部

4年生6月に大きく方向転換し業界を変えた途端、突破率が大幅に上昇して少し驚きました

日本電気株式会社(NEC) 宮崎 ひかる

Let’s Interview!!

先輩へインタビュー

就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?

就職活動への意識は1年生の夏からありました。初めは公務員に興味があったため、1年生の時に佐賀市役所、2年生の時に霞ヶ関のインターンシップに参加をしました。また、就職支援系の団体や就活サイトの登録も1年生からしていました。オンラインで参加できる合同説明会を見ることで就活全体の状況を学び、低学年でも応募可能なインターンシップや本選考に応募して、面接の雰囲気を体験する活動も行っていました。

自己分析と自己PRはどのようにされましたか?

自己分析は「アイデンティティ」を焦点に行っていました。同じ地方大・理系・学部卒のライバルたちとの比較を行い、私らしさを追求しました。その分析を基に、自己PRは「印象との整合性」を大切にしていました。私は、前向きさをPRに使用していたので、面接ではとにかく明るくハキハキと話すことを意識しました。実際、その明るさで合格することもあったので、自己プロデュースは非常に大切だと思います。

エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください。

「添削されすぎない」ことです。初めは、就活支援団体の先輩や先生に添削を依頼していたのですが、自分の言葉が消えてしまうことに納得していませんでした。もともと文章を書くことが得意な方なので、添削は「ESらしさを理解すること」を目的に利用しました。そして、途中からは添削依頼を辞めました。ESで落ちても人のせいに出来ませんし、実際、添削依頼をやめた後の方が選考突破率も高かったです。

面接試験はどのような対策をしましたか?

「面接官側になる」ことを意識しました。同じ22卒の友人と一緒に、本番同様の模擬面接→フィードバックを何度も繰り返しました。オンライン面接が多かったので、県外に住む高校の友人にもお願いしました。面接官をやることで、話の長さや話し方への意識が大きく変化したと感じます。また、相手も現在進行形で就活をしているため、生情報を共有できることも大きな利点でした。

就職活動で印象深かった出来事を教えてください。

途中で大きく方向転換をしたことです。食品関係の仕事に憧れ、食品系企業を40社弱受けました。しかし、内定を頂けたのは1つのみでした。この状況を真摯に受け止め「食品業界は向いていない」という結論になりました。そして、ITを中心に大きく業界を変えました(4年生6月)。業界を変えた途端、突破率が大幅に上昇して少し驚きました。どんなに自己分析しても、実際に選考を受けないと分からないと実感しました。

最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。

どうせやるなら本気で楽しむことが大切です。就活はほとんどの人が通る試練だと思います。日本の就活は茶番だとよく言われますが、茶番でいいじゃないですか。オンライン面接でもいいじゃないですか、オンラインで仕事をすることは今や当たり前ですよ。仲間を作るなら同じ熱量の友達がおすすめです。その仲間と20年後、「あの時就職マジで頑張った」と胸を張れる就活にする方がずっと楽しいと思います。