Loading...
在学生のみなさまへ

OBOGメッセージ

2022年3月卒 経済学部・経営学科

相手を知り、己を知り、逆算することが大事

株式会社 サガテレビ 吉田 蓮

Let’s Interview!!

先輩へインタビュー

就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?

私は就職活動の準備を意識して始めてはいません。大学1、2年生の頃は自分が熱中して取り組めるものに没頭していました。自分自身が真剣に取り組んでいたものが結果的に就職活動の準備になっていたと後から気づきました。

就職活動に本気で取り組み始めたのは大学3年生の夏頃からです。そろそろ始めないといけないな~という危機感から、第一志望の会社の採用ページ等を見て、いつまでに何をしないといけないという締め切り意識を持ち、そこから逆算して自己分析やエントリーシートの作成、インターンシップに参加するようにしました。

就職活動は受験勉強と同じで、相手を知り、己を知り、逆算することが大事だと思います。

自己分析と自己PRはどのようにされましたか?

私の自己分析は少し変わっているかもしれません。まずペンと白紙50枚を用意します。次に生まれてから今に至るまでの人生遍歴(出来事)を50枚埋まるまで書きます。そして当時なぜそのような行動を取ったのか深堀をします。すると、私は〇〇な傾向にある、私はよく〇〇してる、といった法則を見つけることが出来ます。これが私の自己分析法です。

自己分析を基に、他人と自分を比較して勝っている部分、負けない部分を自己PRにしました。
また就活生の中でも自分と自己PRが同じ人がいます。そこでも差をつけるために言い回しを変えたり、表現方法を工夫したりして、とにかく独自性が出るようにしました。

エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください

私がエントリーシートを書く際に意識したことは「個性」と「論理性」です。
まず人事担当者は何百、何千枚ものエントリーシートを見ます。少しでも人事担当者の印象に残るように、自分のキャッチコピーを作り、私と話したい!と思わせるような表現や言い回しを使って工夫を施しました。

次にエントリーシートを読んだ際に、書いている内容が想像できる、イメージできるように分かりやすく作ることを意識しました。難しい言葉は一切使わず、小学生が読んでも理解できるようなエントリーシートを作りました。

面接試験はどのような対策をしましたか?

面接は聞かれたことに対して何を答えるかが見られるため、咄嗟に考えたものを言うよりも、事前に回答を準備したものを言う方が明らかに合格する可能性が高くなります。

そのため私は、エントリーシートに書いた内容を基に、ネットに載っている質問集を使ったり、人事担当者の質問を予想したりして、○○のように答えようと回答の骨組みを用意しました。

しかし、私は模擬面接のような話す練習は一切していません。理由は話す際に内容を暗記してしまい台本を読んでいるような話し方になるのを防ぐためです。面接本番、人事担当者に100%の熱量をぶつけることが出来るように“あえて”模擬面接は行いませんでした。

就職活動で印象深かった出来事を教えてください。

あるインターンシップでの出来事です。インターンシップ内で積極的に行動していると、その行動が人事担当者に評価され、後日人事の方との面談を設定してもらえました。そこから早期選考まで優先的に案内してもらえました。

私はインターンシップや説明会に参加する際に必ず1回は発言することを自分に課していました。インターンシップや説明会で発言できる回数は限られており、殆どの就活生は発言することなく会が終わることがあります。少しでも自分の名前を覚えてもらえるように、印象に残るように発言するようと人事担当者の目に留まり、有利に就職活動が進めるかもしれません。

最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。

大学1、2年生の皆さん。今、熱中できるものがある人は一生懸命打ち込んでください。まだ見つけることが出来ていない人は、1つ頑張ることを見つけて取り組んでみてください。それがゆくゆくは就職活動時のガクチカになり、自分の強みを見つけるきっかけになるかもしれません。

大学3年生の皆さん。人事担当者が皆さんを採用するかどうかの1つの基準は皆さんが持つ「可能性」です。利益を出してくれる、働いてみたいと言わせる可能性が重要な要素になります。人事担当者に可能性をイメージさせる簡単な方法があります。それは企業に対する「熱意」です。熱意が伝わるように、就職活動を頑張って下さい。健闘を祈っています。