挫けそうになった時や悩んだ時は、仲間と
佐賀県教育委員会 髙尾 樹Let’s Interview!!
先輩へインタビュー
教員採用試験の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?
一次試験の対策は4年の5月から少しずつ始め、本格的には6月に入ってからしました。有料対策講座受講していません。試験まで1ヶ月しかなかったので、昼から夜まで集中できる図書館やゼミに行って勉強をしていました。
教職教養は過去問を解き、参考書の1度出た部分にマーカーを引き問題の傾向を掴みました。教職教養は県によって傾向が全く違うので、友達と問題を作りあうこともしました。全科の試験は毎年同じ試験問題の形式ではないため、様々な県の過去問を解き、色々な問題に触れてました。
二次対策は一次試験後に始め、大学の先生や有朋会の方などに対策をしていただき、慣れるようにしました。
自己分析と自己PRはどのようにされましたか?
自己分析は人と話しながら自分の長所などを見つけていきました。自己PRはまず自分で書き、そのあと友達や先生に見てもらい指導をしていただいて、作り上げていきました。
書く内容に困った時は、自分のことをよく知っている友達に助けを求めると的確なアドバイスをくれるはずなので、友達に聞いてみることをオススメします。
応募書類を書く際に自分なりに工夫したことを教えてください
先輩に二次試験で自己PRを見てそこから質問もあると聞いていたので、応募書類の中で自己PRに力を入れました。工夫したことは、人と被らない内容を書くことです。
私は部活動について、その中での課題と解決のために取り組んだことを具体的に書きました。被らないことがないという人でも、その内容を詳しく書いたら自分だけのオリジナルの内容の自己PRが出来上がると思います。
面接試験はどのような対策をしましたか?
先輩に面接で出た質問や聞かれやすい質問をまとめた資料を借りていたので、それを参考にその質問が来たらなんて答えるのかを一通り考えました。必ず聞かれる志望動機などは、暗記しておき、面接の時に焦らなくていいようにしていました。
英会話面接は1年生の時に授業で使った冊子を見返して練習してました。キャリアセンターで面接対策を申し込めるので、その対策を利用させていただき、面接慣れできるようにしました。
教育実習で印象深かった出来事を教えてください。
印象深かった出来事はたくさんあるのですが、1番をあげるとしたら、教育実習のお別れ会です。クラスの子達がアイデアを出して企画してくれました。その内容が私たち実習生が行った授業や休み時間に話したことからクイズを出して、迷路を作ってくれていました。
きついなと感じたことや楽しかったことなど、教育実習での出来事がそのお別れ会で思い出され、そして3年生でもこんなことができるのかととても感動して涙が溢れました。
最後に、これから教員採用試験に臨む後輩にアドバイスをお願いします。
採用試験は覚えることが多くて大変だと思います。しかしほとんどの人が同じように採用試験を受ける仲間が近くにいると思います。
だからこそ挫けそうになった時や悩んだ時にその仲間と助け合っていってください。時には先輩に頼ることもいいと思います。そうすることできっと乗り越えられるはずです。いつか皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。頑張ってください。