早めの準備が就職活動のカギ
株式会社九州コーユー 桐原 里奈Let’s Interview!!
先輩へインタビュー
就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?
就職活動は3年の6月から始めました。リクナビやマイナビなどで興味のある企業のインターンシップ情報を集めることから始めました。新型コロナの影響で説明会に足を運ぶことができなかったため、オンライン企業合同説明会に参加して情報を集めました。
同時にオンラインで自己分析の方法や志望動機の書き方を学べる講座を受講し始めました。コロナ禍で大変でしたが、オンライン化が進んだおかげで情報が集めやすくなったように感じました。
自己分析と自己PRはどのようにされましたか?
自己分析は過去の経験から自分の行動原理を明確にすることから始めました。その経験の中でなぜ、どのように行動したのかを深堀して自己分析を進めました。また他己分析を友人や家族、恩師にお願いして客観的に見て自分がどんな人間かを調査しました。他己分析の結果から自分の思う自分の強みと他人の思う自分の強みのすり合わせができ、実際にその強みが生きた経験を自己PRで話すことができました。
エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください
基本的なことではありますが、結論・理由・結論の形を意識し、伝えたいポイントやエピソードは絞って書くことに気を使っていました。良い内容でも伝わらなければ意味がないと考え、なるべく端的に書くことを意識しました。
これは失敗談なのですが、一般用語だと思った言葉が実は専門用語で、相手方に内容が伝わらないことがありました。ゼミの活動などを書く際は一度専門外の方に読んでもらうといいかもしれません。
面接試験はどのような対策をしましたか?
模擬面接はしていませんでしたが、面接の段階に合わせた想定質問を調べ、その回答を自分なりに書いてまとめていました。そしてまとめたものを丸暗記するのではなく、忘れずに伝えたい言葉やキーワードを覚えることをしていました。その結果落ち着いて自然体で面接に挑むことができました。
また緊張すると空回りをする傾向にあったので、面接官と会話を楽しむことを大切にしました。楽しむ、という意識があるだけで自然体に近づき自分の言葉で話すことができたと思っています。
就職活動で印象深かった出来事を教えてください
アルバイトでの経験が自分の進路に繋がったことが印象的でした。私は2年の3月から子ども向けプログラミング教室のスタッフをしていました。その経験からプログラミング教材の開発も行っている株式会社九州コーユーに興味を持ち、採用試験を受け、SE職で内定をいただくに至りました。
大学で学んできたものとは違う分野での就職ですが、自分が関心をもって取り組んできたことが自分の進路に繋がり、印象に残る就職活動となりました。
最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。
早めに行動することが就職活動をスムーズに進めるカギだと考えています。
就職活動が本格化するにつれて、自己分析や企業研究だけでなく、履歴書やエントリーシートの提出、面接、筆記試験対策とやることが増えていきます。やるべきことが重なると焦りや妥協が生まれます。特に自己分析や筆記試験対策は早くから始めて準備を進めておくことで、本格化する時期に余裕をもって就活に挑むことができると思います。
はじめのうちは慣れないことも多いかと思いますが頑張ってください!