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在学生のみなさまへ

OBOGメッセージ

2024年3月卒 医学部・医学科

佐賀大学の柔軟性を上手に活用し、自分らしさをアピール

聖マリア病院/高木病院たすきがけプログラム 江口 眞子

Let’s Interview!!

先輩へインタビュー

就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?

 私は推薦入試佐賀県枠であるため佐賀県内で初期研修を行う必要があります。5年生の初めの頃にオンラインでの佐賀県の初期臨床研修病院の合同説明会に参加し、見学させていただきたい病院の参考にしました。5年生からの院外実習にて見学しておきたかった病院で実習することができたので病院見学は行いませんでした。また、大学や院外実習先での初期研修の先生、3年目の若手の先生に初期研修先のご相談もさせていただきました。 採用試験については夏頃に佐賀大学は履歴書の形式や小論文テーマが発表されるため、その発表があってから履歴書作成等始めました。

自己分析と自己PRはどのようにされましたか?

 PBLや友人とグループ学習で自分がどういう役割をすることが多かったかを思い返すことも自分の長所を考えることに活きたと思っています。自己分析は、仲の良い友人に客観的に評価してもらうことも大いに役立ちました。大学受験時と比べ、医学の勉強や実習を通す中で自分の医療への考えは大きく変わったのでそこを具体的に伝えるようにしました。また、6年間学習してきた中でも高校時代から変わらない医療への思いも伝えるようにしました。

エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください

 私は部活動に所属しておらず部活動で培った能力をアピールすることはできませんでしたが、そこを逆手に取り、習い事で培った力を伝えるなど自分らしさを表現するようにしました。元々、学生のうちに学会発表をすることに興味があり、先生のご協力のもと地方会と総会での学会発表が経験できていたので、学術的な面でも意欲を持っていることも伝えました。佐賀大学への就職に限らずですが佐賀大学では、授業に関係なく興味のある研究室で勉強することもでき、学びたいと思ったら先生方が熱心に指導してくださるので、自分が生涯学習に前向きな姿勢であるとアピールできたと思います。

面接試験はどのような対策をしましたか?

 佐賀大学での面接だったので、スーツではなく実習着であるKCを着用して面接を行いました。面接官も実習等で見覚えがある先生だったので緊張せず自分らしく話すことができたと思います。私は、有病率の高い疾患に触れるだけではなくアカデミックな部分もどちらも学びたかったため、1年目は市中病院、2年目は大学という、たすきがけと呼ばれる形での採用を希望していました。その希望をしっかりと伝えるほかに2年間で何を学びたいかを伝えるように意識しました。

就職活動で印象深かった出来事を教えてください。

 大学以外の院外実習中に病院見学のような説明会をしてくださり、その病院がどういったところに力をいれているか知れたのは非常にありがたかったです。実習という病院見学より長い期間で初期研修医の先生との仲を深め、実際の1年目のお給料の話や寮での過ごし方などなかなか採用担当の先生からは聞くことがないような話も聞くことができたのはよかったと思っています。

最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。

 私は佐賀県枠だったので準備に時間はかからず、そのおかげで学会発表や自分の勉強をすることができました。県外を就職先にしたい人は病院見学など準備が必要だと思うので早めに動く必要があるかと思います。また、病院見学をする期間も後輩の学年からは大学側が準備してくださっていると聞いているので、そういったものを活用しながら、勉強とマッチングの準備と採用試験の準備を頑張ってください!