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在学生のみなさまへ

OBOGメッセージ

2018年3月卒 農学部・応用生物科学科

大切なのは1年後、2年後の自分

株式会社佐賀新聞社 松田 美紀

Let’s Interview!!

先輩へインタビュー

就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?

はじめは公務員を志望しており、大学2年生の12月から早期公務員講座を受講しました。その後、考えが変わり民間企業への就職を希望しました。大学3年生の4月からは、学内で開催された就活サイト主催の就活講座に参加しました。また、大学3年生の6月からは就活サイトやキャリアセンター主催のインターンシップに関する説明会などに積極的に参加しました。

自己分析と自己PRはどのようにされましたか?

自己分析は、就活サイトの自己分析の診断結果を参考にしたり、印象に残っているこれまで(小学生ごろから)の自分の経験や行動を書き出したりしました。自己PRは、大学生活で頑張ったことを深く掘り下げて考え、その時の自分の行動や気持ちを書き出しました。また、昔からの友人や大学の友人、部活の仲間に私の特徴について意見を聞き、自己分析と自己PRの参考にしました。

エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください

まず、「気持ちを込めて丁寧に書く」ように心がけました。内容ついては、「初めて読む人が理解しやすい内容であるか」に注意し、自己PRなどでは「筋道立てて説明すること」を意識しました。ただし、説明する際は、言いたいことをできるだけ端的に表し、それを文の最初で述べるようにしました。そして、書き終えたら、読み手の気持ちで自分のエントリーシートを読み返し、理解できるかを確認しました。

面接試験はどのような対策をしましたか?

私はインターンシップの選考で集団面接があり、就活が本格的に始まる前に面接に少し慣れることができました。インターンシップの選考前には、キャリアセンターで面接指導を受け、緊張感を体験しておきました。

また、学内での就活講座内で学んだことやマナーを復習しました。そして、実際の面接では言いたいことをポイントで覚えておくようにし、暗記した文の棒読みとならないように注意しました。

就職活動で印象深かった出来事を教えてください。

私は選考を受けたある企業から届いた、落選通知のメールが印象に残っています。そのメールの中には「松田さんは気遣いができて~」という私の選考中の様子についても書かれていました。これを見たとき、落選したショックはありましたが、「私のことをちゃんと見ていてくれた」という嬉しさもありました。これまでは、選考される自分のことしか考えていませんでしたが、受験者の一人ひとりと向かい合い、選考している採用者の方がいるのだと気づかされました。

最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。

就職活動は人それぞれだと思います。周囲と比べたり、会社名だけで選んだりするのは自分のためになりません。大切なのは自分が1年後や2年後などに、どういう仕事をやって、どういう職場で働きたいのかを考えておくことだと思います。

そして、そのために就活が本格的に始まる前の準備も必要となります。自分のためにやったことは、あとで自分に返ってきます。皆さんの就職活動が実り多いものとなるよう、応援しています。頑張ってください!