積極的に、後悔のないように
(株)良品計画 (無印良品) 池田 汐里Let’s Interview!!
先輩へインタビュー
就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?
就職活動の準備は3年生の1月ごろから始めました。とにかく就職活動に対して不安ばかりだったので、学校で行われている就職活動対策講座には積極的に参加しました。講座でいただいた資料は非常に参考になり、就職活動中はずっと携帯していました。
また、インターンシップを経験しておきたいと思っていたので、そのための合同説明会に参加し、そこでお話を伺った企業の1dayインターンシップに参加しました。このような準備期間を過ごしたおかげで、本格的な就職活動に対しての不安感を大きく拭うことができましたし、「頑張ろう」と心構えできました。
自己分析と自己PRはどのようにされましたか?
自己分析は、「今までの人生の中で最も熱を注いだことをしている時の自分」に焦点を当てて考えました。私の場合、それはアルバイトでした。アルバイトでこういったことを褒められた、こういった業務が好きだった、こういったミスをした、苦手だった…などを思い出すと、スムーズに自分の長所や強み、短所(改善したいこと)へと繋げることができました。
自己PRは、考えたいくつかの強みの中で、志望業種に対して最も活用的なものを選びました。自分にはこういう良さがあるからこの業種に適切だ!と自信を持って言えるものを作っていきました。
エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください
紙での提出の場合は、ペンで書く前に鉛筆で下書きをし、文字の全体的なバランスに気をつけました。面接でも同じですが、伝えたいことは長々と書かずに端的に、そして文章の最初に持ってくることを大切にしました。そうすることでたくさんのエントリーシートを読む企業の方にも興味を持っていただきやすくなると思います。
趣味については面接の冒頭に雑談として聞かれることがある程度なので、気負わずに楽しく話せそうなことを書けば問題ないと思います。
面接試験はどのような対策をしましたか?
自己PRや長所、短所などの基本的な質問はノートにまとめ、面接の度に携帯していました。そして新しいパターンの質問を受けたときは、そのノートに随時まとめていきました。二次面接、三次面接と面接が進むと、その前の面接で答えた内容を企業の方から持ち出されることもあるので、前回何を話したかは箇条書きでもメモした方が良いと思います。
また、面接では、1つの話題で複数のエピソードを求められることがあります。私は「あなたの長所を3つ教えてください」という質問をされ、2つしか考えていなかったので慌てることになってしまいました…。念には念を持った方が安心だと思います!
就職活動で印象深かった出来事を教えてください。
企業理念にどう共感でき、どう企業へ貢献できるかを伝えることは、就職活動において一番大切なことだと感じました。
企業理念とはどの会社も必ず持っているものですが、同じ業種の企業でもその内容は全く違います。企業理念はその会社全ての活動の軸なので、そこに共感できないと企業に対しても自分自身に対しても良いものにはならないと思います。そして、企業の方に魅力を感じてもらえるように、自分の良さを自分の言葉で分かりやすく、落ち着いて笑顔で伝えることを何よりも大切にしていました。
最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。
私はとにかく就職活動が不安で、解禁日が近づくにつれ憂鬱になりつつある自分もいました。これを読んでいる皆様の中にも、不安を抱えている方は多いと思います。ですが、是非自信を持って臨んでください。今までの自分の頑張りに自信を持って、それをしっかりと伝えれば、企業の方にも届けることができます。そして、就職活動はとにかくご縁だと思います。少しでも興味のある業種や企業の説明会があれば積極的に参加してみてください。
「やっぱり楽しそうだ」と思うかもしれませんし、「やっぱり自分の思っていたものとは違った」と思うかもしれません。どう思ったとしてもそれは大切な成果です。後悔のないように、肩の力を抜きつつ頑張ってください。応援しています。