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在学生のみなさまへ

OBOGメッセージ

2021年3月卒 芸術地域デザイン学部 芸術地域デザイン学科

「相談相手」を持っておくことは客観的意見の獲得と精神的な安定の助けになる

佐賀県庁 石橋 妹了有

Let’s Interview!!

先輩へインタビュー

就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?

3年生の4月頃からはじめました。インターンシップ説明会などのイベントに足を運ぶことからはじめ、そこで興味を持った企業にリクナビやマイナビなどを利用してインターンシップへ参加したりしていました。はじめは、ざっくりとどんな企業があるのかという情報が欲しかったのでエージェントを利用して様々な企業を紹介してもらったりもしていました。これらを経て秋ごろには自分の就職活動の方針を固められ、以降は自己PRづくりや企業研究に時間を割いて準備をしていました。

自己分析と自己PRはどのようにされましたか?

 自己分析ではこれまでの自分の「行動原理」に焦点を当て分析を行っていました。裏付けるエピソードにはアルバイトで行った印象的な業務のエピソードを活用し、これを基に自己PRでは就職活動における自分自身の「キャラ設定」のようなものを決めて一貫性を保ったアピールを行えるように自己PR作りに取り組んでいました。はっきりと「自分像」を固めていたことで実際の面接では何を聞かれてもスムーズに話をすることができました。

エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください。

 「端的に・簡潔に」を最も重視して書いていました。結論が見えない話は聞き苦しく読み難いです。余計なことは書かずに、深く詳しい説明は面接で求められたらすればいいという気持ちで、読みやすく理解しやすい文章づくりを心がけました。読みやすさが「読んでもらえるエントリーシートか否か」を左右すると思っています。。

面接試験はどのような対策をしましたか?

就職活動仲間の同級生や社会人として働く先輩、リクルーターの方のお力を借り、アウトプットの練習を何度も行いました。面接では「話し慣れていること」が大切だと思っています。あくまで「会話」だと思って、過度に緊張せず焦らず穏やかに、お茶でもしているイメージで自然に話せるよう場数を踏んで自分を慣らしていきました。只、ここでも「端的に・簡潔に」話すことを忘れずに聞きやすい話しぶりを徹底しました。

就職活動で印象深かった出来事を教えてください。

第一志望の企業にリクルーターをつけていただき、サポートを行っていただいたことです。志望部署で実際に働いている方だったのでよりリアルな情報を得られただけでなく、大変な就職活動を乗り越えた先輩として様々な相談に乗っていただきました。ここが私の就職活動の結果を大きく左右したと思っています。リクルーターに限らず、就職活動において「相談相手」を持っておくことは客観的意見の獲得と、精神的な安定の助けになります。同級生やOB・OGの方など気兼ねなく相談できる相手を早い段階で見つけておくことをおすすめします。

最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。

私が感じた就活における最も重要なことは自己分析だと思います。他の人にない自分だけの経験やアイデンティティ、考え方など、自分だけの唯一無二を見つけることができれば自信を持って戦っていくことができると思います。そして友人や先輩に協力してもらうなどして自分の考えを相手に伝える経験を積んでおくことで臆せず面接に望むことができると思います。
最初は何から始めればいいかわからない就職活動ですが、情報収集からでも一足先に始めてみませんか?そして、筆記試験対策も忘れずに!応援しています!