分からなくていいから何か行動を起こしてみること。在学中にこれは頑張ったと言えるものを作っておくこと
NTT西日本株式会社(西日本電信電話株式会社) 山下 稀弘Let’s Interview!!
先輩へインタビュー
就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?
就職活動は3年生の8月ごろから意識し始めました。就活を始めた頃は自分が何をやりたいのかを分かっていませんでした。不安が大きかったので、分からないなりに行動してみようと思いとりあえずの気持ちで合同企業説明会やインターンシップに参加しました。行動したことで会社のことだけでなく志望動機や就活の軸の情報を集めることができ、知識も増えました。
自己分析と自己PRはどのようにされましたか?
自己分析は自分の過去の経験の振り返りから始めました。過去の経験に対して、なぜ?を問い、分析しました。また、SNSを用いて第三者に意見を聞くことで自分を客観視した視点で見ることができ、自分に足りなかったものを見つけることができました。自己PRは自己分析で見つかった強みの中から、その企業が求めている人物像に沿うものを選びました。深掘りを行い、エピソードが薄くならないように気をつけました。
エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください。
エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したところは、他者との差別化です。例えば、自己PRのところで「私の強みは◯◯です」と書くのではなく、「私の強みは⬜︎⬜︎な◯◯です」と形容詞を付けた強みを書きました。いかに一文目のインパクトでどれだけ人事の方に印象付けるか、いかに人事の人に「お、読んでみたい」と思わせるか、だと思っているのでその点を工夫しました。
これは良かった点かは自分では分かりませんが、参考までにと思います。
面接試験はどのような対策をしましたか?
その企業を受けた先輩などに話を聞き、企業ごとにどんな質問をされたのかメモしていました。特に意識したことは会話のキャッチボールをすることです。相手の質問に対して、長々と話すのではなく、なるべく端的に答えて面接官と会話するように気をつけていました。あとは笑顔とハキハキと喋ることです。リモート面接は対面面接に比べて、表情などが伝わりにくいことを知っていたので、いつも以上に笑顔で元気に喋ることを意識しました。
就職活動で印象深かった出来事を教えてください。
就職活動で印象に残っていることはコロナウイルスの影響で急に選考の内容が変更になったことです。自分はある企業を受けESとSPIを通過していました。次選考は対面での面接でした。しかし前日にコロナの影響でSPI受験が選考となり、振り落とされてしまいました。面接が比較的得意な方であった自分にとってはとても痛い出来事でした。おそらく、コロナの影響で選考過程が変わる場合もあると思うので、念には念で準備しておいた方がいいと思います。
最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。
自分は就活を始めた頃は何をしていいかすら全くわからない状態でした。
そんな自分から言えることは2つです。1つ目は、分からなくていいから何か行動を起こしてみることです。説明会に行くでもいいしSPIの勉強をするでもいいです。そうすることで自ずと不安はなくなります。
2つ目は、在学中にこれは頑張ったと言えるものを作っておくことです。これは就活だけでなく、社会人になってからも役に立つはずです。