最後は意思の強さ
国立大学法人 佐賀大学医学部附属病院 中山 由貴Let’s Interview!!
先輩へインタビュー
就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?
就職活動を始めたのは4月頃からです。まずは就職説明会などに参加し、様々な病院の説明を聞き、自分がどのような病院で働きたいのかをイメージできるようにしました。様々な病院の説明を聞くことで、より自分に合った勤務体制や病院を選択できたと思います。
また、興味を持った病院のインターンシップに参加し、実際に病院の雰囲気などを知ることも就職先を決定する上で重要であると感じました。
自己分析と自己PRはどのようにされましたか?
これまでの学生生活や活動を振り返りながら、自分自身の考え方や性格などを分析していきました。また、主観的なものだけでなく、友人や先生方からの分析も参考にし、客観的な視点からも分析するようにしました。
自己PRでは、まず企業がどのような人材求めているのかを分析するところから始めました。その分析結果をもとに、自分の長所や性格をアピールしたり、就職後にどのように活かすことができるかということをアピールしていきました。
エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください
医療系の就職活動は、他の職種と違い、エントリーシートは書いていませんので、提出書類を作成する上で心がけたことを紹介します。
まず1つ目は、提出書類は時間をかけて丁寧に、読みやすい字で簡潔に書くことです。とても基本的なことではありますが、就職説明会でも就職担当者の方が「書類を丁寧に記入しているかどうかを見ている」とおっしゃっていましたので、気をつけたほうがいいと思います。
2つ目は、友人と履歴書を見せあいながら、表現の仕方や言葉の使い方など、上手にできているところを参考にしたり、先生にアドバイスをしていただきながら、自分の思いや考えがきちんと伝わるように工夫しました。
面接試験はどのような対策をしましたか?
面接試験の対策としては、志望動機や自己PRをそのまま文章として暗記するのではなく、自分が伝えたいキーワードをいくつか思い浮かべながら、受け答えができるように練習していきました。
また、集団面接の時は、他の受験生の方が話していらっしゃる時の態度なども意識して練習するようにしました。
就職活動で印象深かった出来事を教えてください。
就職活動を行う中で、インターンシップや就職説明会に参加することはとても重要だと感じました。参加することでパンフレットだけでは知ることのできないこともたくさん情報収集できますし、就職活動への意欲も高まっていくと思います。
また、就職試験の情報やポイント等を教えてくださる病院もありますので、積極的に参加されると、より効率よく就職活動を進めていくことができると思います。
最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。
就職活動では、大変なこともたくさんあると思いますが、最後は自分自身がどれだけその企業で働きたいかという意思の強さだと思います。大変なのは周りにいる友人も皆一緒なので、お互いに励ましたり、アドバイスしたりしながら悔いの残らないように頑張って下さい!
就職活動と聞くと身構えてしまいますが、まずは自分の働きたい職場のことを知る、自分の視野を広げるという気持ちで少しずつ活動していくといいと思います。
皆さんの夢が叶うことを願っています。