就職活動は持久走
扶桑薬品工業株式会社 山崎 龍平Let’s Interview!!
先輩へインタビュー
就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?
就職活動を本格的に行い始めたのは三年生の11月ごろだったと思います。私は就職活動というものがどのようなものか…さっぱりわかりませんでした。友人が合同説明会に行くということでついて行ったのが始まりだったと記憶してます。私の場合、化学科ということでとりあえず幅広くエントリーしました。今考えればもう少し早くしておけばまた違った就職活動になったのではないかと思います。就職活動は持久走なので同じ距離を走るのなら早めに走り出すことをお勧めします。特に業界研究や自己分析はエントリー受付が始まる前でもできるので、早めに始めることが内定への近道だと思います。
自己分析と自己PRはどのようにされましたか?
自己分析は自分がどのような人間なのかを客観的にみる必要性があります。私は友人に自分がどういう性格かを聞いて回りました。中には“ん”?という答えもありましたがそれが今までの自分なのだと感じることが第一歩です。そこを自分なりに納得し、そのなかでPRを考えました。特に企業側は「こいつでもいいか!」という見方は絶対にしません。“君だから“ということがほとんどです。したがって”リーダシップ”などなありがちな答えに対しては具体的なエピソードなどを織り交ぜながら自分の色がでるような自己PRを考えるようにしていました。
エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください。
ありのままの自分を書くことです。うそをついてもかならずバレます、自分に素直にならないと面接でぼろが出ます。自分を飾って装って就職するよりありのままの自分をみせて就職するほうが絶対に納得のいくものになると思います。 本は全く参考にしていませんでした。それより先輩の生のエントリーシートを読み自分なりに分析し、自分にあてはめられる所は参考にしました。
面接試験はどのような対策をしましたか?
私の場合、緊張すると言っていることが伝わらないことがいままでの経験上あったので、何の質問にしても必ずストーリーをつくるようにしました。そうすることで自分で今なにをしゃべっているのかを自覚することができ、聞き手の興味を引くことができました。
あと一つは数です。必ず緊張します。最終面接では1対10人ほどのところもありました。したがって第一志望とする企業の前には3~4社は面接を経験しておく必要があると思います。
就職活動で印象深かった出来事を教えてください。
友だちが増えたことが一番印象的でした。特にGWやGDなどで一緒になった友だちとは今でもよく遊んだりしています。
あと一つは今まで不思議にも思わなかったことに対して興味が示すようになり、その中で学んだ知識によって人間として成長できたとおもいます。また、そのおかげで今は居酒屋などで50代の方などと同じ会話ができるようになり就職した会社の人事の方や部長の方々ともよく飲んでます!
最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。
大学時代は、貴重な経験を積める時期です。勉強と並行して、クラブ・サークル活動や学外活動、アルバイトなど、さまざまな社会勉強をすることをお勧めします私は紳士服の販売員をしていました。そこで社会人の方と接していたおかげで、働くことを自然に意識するようになったのだと思います。佐賀大学は、意欲ある学生をサポートしてくれる大学です。就職支援課や先生のアドバイスを活用して、4年間の大学生活を満喫してほしいと思います。