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在学生のみなさまへ

OBOGメッセージ

2015年3月卒 経済学部・経営法律課程

これからの40年が1年で決まる

経済産業省 九州経済産業局 堺 菜々瀬

Let’s Interview!!

先輩へインタビュー

就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?

2年生の後期から公務員になりたいと意識し始め、3年生の5月から大学生協主催の公務員講座を受講し、試験勉強を始めました。

年明けには、自分の置かれている状況に危機感を覚え、九州合同合宿に参加しました。他校の受講生と共に勉強することで、気持ちが切り替わり、モチベーションもあがりました。また、官庁OPENゼミに参加し、職種説明や質問会を通して自分の興味のある職種を探しました。

自己分析と自己PRはどのようにされましたか?

1年生から3年生まで環境プログラムに所属し、様々な取り組みを行っていたため、それが自己PRに役立ちました。サークルやアルバイト以外に積極的にイベントや課外活動に参加しておくと、それを自己PRに活用でき、強みになると思います。

自己分析は、仲の良い友だちや親に長所・短所を聞き、主観的評価と客観的評価をどちらもノートにまとめていました。

エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください

人事の方は膨大な量のエントリーシートを見るので、できるだけ簡潔に、かつ要点がまとまっている文章を意識しました。また、印象に残るような具体例やエピソードも盛り込み、面接で詳しく聞いてもらえるよう工夫しました。エピソードがいくつかあるときには、人と被らないエピソードを選択するようにしていました。公務員講座の先生や友だちに何度も添削してもらい、改善していきました。

面接試験はどのような対策をしましたか?

公務員講座のカリキュラムの中に面接練習があったので、それを利用しました。面接が不得意なこともあり、予定のある日以外は毎日練習を行いました。30回以上練習したと思います。その際はボイスメモで受け答えを録音し、練習後に聞き直して説得力がない部分を改善していきました。また、面接ノートを作り、返答に困った質問や、必ずされる質問は箇条書きにして、それに対する返答を考えてメモしていました。

就職活動で印象深かった出来事を教えてください

2回目の官庁訪問で行った集団討論です。集団討論では、発言があまりできず、周りの受験生の出来が素晴らしかったため、絶対に不合格だと落ち込みました。しかし、人事の方から次のステップの官庁訪問のお誘いの電話をいただくことができました。これを受けて、面接はどこで何を評価されているか分からないという驚きとともに、人事の方が評価してくださった部分をもっともっとのばしていきたいという意欲につながりました。

最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。

公務員試験は科目が多く、範囲が広く、長丁場です。私は、何度も投げ出したくなりました。そういうときには、「誰かのためじゃない、未来の自分のために勉強しているんだ」「これからの40年が1年の勉強で決まる」という気持ちで乗り切りました。皆さんも、自分を鼓舞する言葉を見つけ出してください。そして、つらいときには、先生や合格サポータを頼りながら乗り切ってください。皆さんの合格を願っています。