自分の可能性を限定しないこと
日本電気株式会社(NEC) 中島 麻貴Let’s Interview!!
先輩へインタビュー
就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?
大学院1年生の夏に電機メーカーで一か月ほどインターンシップをしました。インターンシップの選考を通して、早めに面接の練習やエントリーシートを書く練習ができたと思います。また会社の中で働くことによって、実務の雰囲気を知ることができました。その後2月頃から業界研究セミナーなどに参加し、本格的に就職活動を開始しました。
自己分析と自己PRはどのようにされましたか?
興味のある会社のエントリーシートを調べ、設問を軸に自分を振り返りました。会社によって「学生時代に打ち込んだこと」「あなたの強み・弱み」など様々な聞かれ方をするので、その都度「この会社が採用したい人材はどのような人間だろう?」と考えながらエントリーシートを作成していました。
エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください
早めに書き上げ、なるべく多くの人に添削してもらうことを心がけました。私の場合は2月の学内業界研究セミナーで会社のリクルーターの方と知り合うことができたので、5月の提出までにリクルーターの方に何度もESを見て頂くことができました。志望動機と自己PRはどの企業でも聞かれることなので、早めに用意しておくと良いと思います。
面接試験はどのような対策をしましたか?
一度面接で不採用となったことがあり、その後は友達や指導教員の先生やリクルーターの方に何度も模擬面接をお願いしました。その際には必ずスマホでビデオを撮り、後で見返して言葉に詰まった個所や挙動不審な個所がないかチェックしていました。面接の得意な友達が身近にいたので、その友達と毎日3回は面接の練習をしました。
就職活動で印象深かった出来事を教えてください
電機メーカーでのインターンシップです。インターンシップ参加前にはものづくりの仕事がしたいと考えていましたが、実際に会社に入って一か月ほど製品の図面を作成したり、部品の選定などを行ううちに「本当にこれが将来やりたいことだろうか?」と考えるようになりました。イメージと実務の違いを肌で実感することができ、その後の就職活動に大きく影響する経験となりました。
最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。
就職活動では全国の優秀な学生達と競い合うことになるので、始まる前はとても不安でした。しかし、就職活動が始まると、沢山の企業が佐賀大学生を採用したがっているということが分かりました。
皆さんが就活を行う際には、私を含め、多くの卒業生がリクルーターなどの様々な形で皆さんをサポートしてくれるはずです。なので、自分の可能性を限定せずに、自信を持って就活に臨んで下さい。