一人じゃない
佐賀大学医学部附属病院 大柿 菜津子Let’s Interview!!
先輩へインタビュー
就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?
就職活動では、3年生の夏頃から気になる病院の資料を請求し、2・3月頃には合同就職説明会に参加するなどして始めました。実際に見学したい病院に関しては、その病院が主催する病院説明会に参加しました。
私は就職活動を始めた時から、佐賀大学医学部附属病院に就職することを考えていましたが、病院説明会などを通して自分が就職したい病院の特徴などをより理解することができたり、一緒に参加している仲間と交流することで、学業に対する意欲向上につながったりしました。周りの友人は、インターンシップに参加している人も多くおり、それぞれ自分がどこの病院に就職したいかを見極めていました。
自己分析と自己PRはどのようにされましたか?
自己分析については、大学以前の行動や大学入学後の実習や部活動、ボランティア、アルバイト、勉学などの経験を振り返ることで、これまでの生活を見つめ直す機会となりました。また、自分の長所や短所は、自分がどのようにそれらを生かしたり対処したりしてきたかを振り返ることで、自己PRの部分にもつながったと思います。
自己PRについては、自分の長所から考えたり、友人や先輩・後輩に聞いたりして客観的にも捉えることができるようにしました。私は学業と部活の両立ができたことを自己PRとして挙げましたが、大学生活の中で努力したこと、そしてそれを今後にどう活かしていくかを考えていくことが大切だと思います。
エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください
エントリーシートは、第一印象を決めるものなので、伝えたいことを分かりやすく書くように心がけました。内容については、最初に箇条書きをして本当に伝えたいことは何なのかをまとめていきました。その際には、参考書を利用したり先生方に添削をしていただきながら、作り上げていきました。エントリーシートは面接でも使用されるため、面接の際にエピソードとして話すことができる内容を書くように工夫しました。
面接試験はどのような対策をしましたか?
面接練習は何度も行いました。最初は友人同士で行い、キャリアセンターの方やジョブカフェ佐賀の方に模擬面接をして頂きました。実際の面接では緊張しましたが、何度も練習し自分の伝えたいことをまとめておいたことで、自分らしさを表現できたと思います。
また、面接の過去問などを参考に、1冊のノートに質問と答えをまとめておきました。文章で考えるだけでなく、要点を頭に入れておくことで、想定していなかった質問を面接官からされた場合にも対応することができると思います。
就職活動で印象深かった出来事を教えてください。
印象深かった出来事は、友人と面接練習を行ったことです。面接官役、受験者役を決めて面接練習を何度も行いました。友人同士でお互いにアドバイスをし合うことで、自分の話し方の癖や内容を改善することにつながったと思います。私は同じ病院を受ける友人と練習をしたので、不安なことを表に出したり励ましあったりしながら、就職活動本番までモチベーションを保つことができました。
最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。
大学生活の4年間は長いようであっという間に過ぎていきます。4年間を振り返ると、保健師コース選択や進路の決定、様々な人との出会いがあり、自分の価値観や生き方に大きな影響を受ける時間だったと感じています。就職にあたっては自分がどのような医療者になりたいか、キャリアアップをどうしていくかを考える良い機会です。
私は、実際に働かれている先輩の看護師に話を聞いたことが、とても参考になりました。就職活動は決して一人ではありません。周囲からのサポートを受けながら、自分が目指す目標に向かってコツコツ努力を続けてください。応援しています!