人生の決断時期・就職活動のコツ
全日本空輸株式会 飯塚 剛士Let’s Interview!!
先輩へインタビュー
就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?
3年生の夏休みにインターンシップに参加して、社会を知ることから始めました。数社エントリーし、エントリーシートや面接を体験できたことは就職活動のスタートラインを変えました。鉄道会社のインターンシップに参加したのですが、他大学生徒の交流や社員の方など人に触れる重要さを学ぶことができました。3年の夏で自分の方向性を決めることができたのは大きかったです。皆さんも是非、インターンシップを活用してください!
自己分析と自己PRはどのようにされましたか?
〈自己分析〉
1.記憶がある限りのエピソードを全て紙に書きだし、振り返る。
2.振り返ったことより「自分がどのような人間」なのか共通点を探し出す。
3.最もしんどかった時に何をしたかをよく振り返る。
〈自己PR〉
1.長所と短所を端的に説明する。
2.具体的なエピソードを交え自分がどのように活きたのかを述べる。 3.短所も必ず用い、克服するための具体策を述べる。
エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください。
1.字はハッキリと大きく丁寧に書く。
2.指定がなければ色ペンや太字を用い、見やすく目に留まるESを作る。
3.文字数が限られているので、キーワードを用い要所を短く繋げる。
4.1文が60字以上にならないように気をつける。
5.本やインターネットを使って文章の書き方を学び、自分の書き方に繋げる。
6.エピソードの中でもキーワードを埋め込み、最も伝えたいことを強調する。
面接試験はどのような対策をしましたか?
1.何を質問されても答えられるように、しっかりと企業研究する。
2.部屋に入った時の挨拶は最も重要だと考え、笑顔で元気よく入室する。
3.焦らずゆっくり大きな声で喋ることで緊張を和らげる。
4.自己紹介も志望動機も具体的なエピソードを準備しておく。
5.自己紹介は1分程度で簡単に説明できるものを毎回準備しておく。
6.面接官の質問を誘い出すように、あえて詳しい説明を省く。
就職活動で印象深かった出来事を教えてください。
「ライバルは仲間」だと感じたことが印象深かったです。選考会場で出会うのはライバルだと思いがちですが、就職活動に不安を抱えた同じ学生であることを忘れないでください。他大学生と触れ合うことで自分の緊張と不安を和らげると同時に、新たな価値観を与えてもらいました。選考会場で黙々と準備することも重要ですが、積極的に話しかけることをお勧めします。
最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。
就職活動はこれからの自分の生きがいを決める人生の決断時期です。絶対に妥協しないでください。不安が先走って硬くなりすぎずに就職活動を楽しみましょう!会社説明会や採用選考を通して、他大学生や人事の方などたくさんの人と関われるのは最初で最後だと思います。辛い時に支えてくれる家族や友人の温かさを再確認することもできます。たくさんの人に支えられていることを実感しつつ粘り強く取り組むことが就職活動のコツです。