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在学生のみなさまへ

OBOGメッセージ

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2016年3月卒 農学部・生物環境科学科

就職活動中の出会いを大切に

久光製薬株式会社 白井 夏海

Let’s Interview!!

先輩へインタビュー

就職活動の準備はいつ頃からどのような形で始められましたか?

私の就職活動の第一歩は、3月に開催された合同説明会でした。その頃はどのような企業があるのか、何に興味があるのかさえ分からない状態だったのですが、会場で気になる企業に出会いました。それがきっかけとなり自分がどのような業界に興味があるのかを明確にすることができました。それからはたくさん調べて情報を集め、企業の方と出会える機会があれば足を運んで雰囲気を自分の身で感じ、選考を受けたいところを厳選しました。

自己分析と自己PRはどのようにされましたか?

自己分析ノートを作りました。「絶対内定」という本をもとに自分の情報をたくさん書きだしました。

私が受けたところは大きい企業が多かったので、選考の早い段階では特に「覚えてもらうための自己PR」を考えました。例えば私の場合、5人兄弟の長女だということ、そして佐賀市の親善大使の活動をしているということです。小さなことでも人と違うことを強調するなど伝え方を工夫して、印象に残る自己PRをすることが大切です。

エントリーシートを書く際に自分なりに工夫したことを教えてください

私が工夫したことは、書きすぎないことです。直接話を聞きたいと思ってもらえるように、あえて全体の一部の話だけを書いたり、他の話のネタを用意したりしました。書きたいことがたくさんあるのは素晴らしいことだと思いますが、企業によってエピソードや、それによって得られたもの、何に重点を置いて書くのかを使い分けることが重要です。

面接試験はどのような対策をしましたか?

特に対策はしていません。ただ、アルバイトなどで目上の方と話をする機会が多かったので、それが面接の練習になっていたのかもしれません。話すことも好きなので、緊張したり言葉に詰まったり、悩むことはありませんでした。普段から積極的に人と話し、話のネタをある程度持っていれば問題ないと思います。就職活動用に作られた自分ではなく、本当の自分を見てもらうことが一番重要です。自分らしさを忘れずに面接を受けると良いと思います。

就職活動で印象深かった出来事を教えてください。

出会いです。就職活動で出かけるときは必ずといっていいほど人との出会いに恵まれました。一緒に選考を受けた魅力的な就活生や、電車で偶然隣に座り、応援してくれたご老人、会場まで道案内してくれた親切な青年、実に多くの優しい人に出会いました。就職活動は、行動範囲も広がる分、普段出会えないような人や出来事にも出会う機会がたくさんあります。その多くの出会いは今しかないものです。ぜひ大切にしてほしいと思います。

最後に、これから就職活動に臨む後輩にアドバイスをお願いします。

とにかく楽しんでください。想像しているほど堅苦しいものではありません。自己分析は今までの自分の人生を振り返る良い機会です。しっかり自分を見つめ直し、将来に向き合ってください。周りの人が内定をもらい、焦るかもしれませんが、目指す企業によって日程も選考回数も内容も全て違います。周りの人が内定をもらったからと言って焦る必要はありません。あなたのペースで良いのです。いい意味でマイペースに楽しんでください。